ゴム印の判下、筆文字で手書きする。



ゴム印の判下の話

上の写真はゴム印の判下で、雁皮紙に書いています。
雁皮紙は和紙の一種で、判下を書く場合は用途には依りますが雁皮紙を使ったり
ロール紙・洋紙に書いたり、滲みにくい普通の紙に書いたりします。

大きさは上の写真は70×27㎜ぐらいに収まっていますが、実際に仕事をする場合は
例えば住所判ですが63~68㎜、高さ25~27㎜の大きさが自分は多いかなと思います。
それよりも小さかったり大きなものを書く場合もあります。
お使いになるケースによって大きさが変わりますが、他にセパレートになっている
ものは台の部材の場合サイズは色々ありますが規格品に、合うように高さ幅を考えて
はめ込みますのでその範囲でレイアウトを考えながら書いていきます。
木製の台の木を使う場合も同様で、住所の長さ、ご注文などで大きさは色々になります。
ここからゴム印を作って行き、それの元になるゴム印の判下です。

文字の大きさ

文字の大きさは基本的には原寸で書きますので、書き初めたころは難しくて
中々書けませんでした。
住所部分は字が小さいのでミリの世界ですね、
まだまだ偉そうなことは言えませんが何とか書けるようになりましたが、
当時は結構時間が掛かりました。

上の写真は

写真は平成17年に現・大印展※業界の作品展に出した作品です。
16年前の仕事です。

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