篆刻作品を出品する工程 「印面を整える」 

2020/05/15

初心者向け説明 篆刻 篆刻作品作り

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『2024年10月更新 2025・3・7月更新』製作にあたっての事を追記し、
文章を修正しました。 

8月に出品する篆刻作品、いよいよ取り掛かろうとしているところ、
刻する内容はもう決まっていて、あとは手を動かすだけ…なんですが、
どうもそこから先が進まず、気づけばもう2ヶ月も経ってしまいました。
正直、かなり焦っています!

作品を作る過程では、私はまず印稿からじっくり考えるのですが、
今回の作品は特に、

可能な限り時間を割いてプランを練りたいと思っていました
私なりに作品のコンセプトによって工程は変わるものなので、
途中で立ち止まって
振り返り、考え直すような柔軟な気持ちで進めていきたいんです。

さて、まずは刻する印材の準備から、始めていきましょう!

印面の調整をしました「印面を整えました」


る面を耐水サンドペーパーで凸凹をまっすぐにします。
私の場合少し軽く磨って朱墨をつけて(打ち込みます)乾いたら
サンドペーパーで小さく回したり、
上下左右に磨って一回廻して磨って位置を回転させて次の面を上に
ひとくくり4面で順番にやっていきます。
作品のコンセプトにより工程は変わると思いますので状況に応じてです。
押した時に移りが悪い問題が解消できるように考えてます(笑)

初心者🔰の頃結構わからず気づきも閃かず、以前は延々やってる時も
ありましたが、
理由はサンドペーパーを固定せず擦ってたもんですから、
下が安定してないと延々となります。
印章用のものもあったのですがサイズが小さく流用できなくて、
それは印材に合わせて
考えないと、それなら大きい板に貼れば良いよなと考えて、

B5ぐらいのベニア板で約1センチ切るぐらいの厚みのある板に
サンドペーパーをのり等で貼って擦るものを作りました。
今はベニアと同じ要領でMDFボードにサンドペーパーを貼って固定して
この作業をしてます。
板が反ったりしにくいもの、厚みや材質なんかも加味して
貼る板を選んでます。
ベニア板のものも含めて板のサイズも変えて、何個か作って番手の
荒いものと細かいもの中ぐらいの番手のもの何種類か作って
使ってます。
貼り替えれますし色々あると便利です。

私の場合のお話として試してきたのが
これぐらいが普通かなと考えて#320~#400使ってます。
それ以上の番手#600~とかの、ものも作ってますがケースによりますね。
又#240はザックリ面を落としたい時に使ってます。
#180はさらにザックリの時です。
#180~#240はすった後線が残るので(粗いため)
作る作品において線が残るのが嫌な場合は
番手を上げて磨くような感じと言うか揃えると言うか
面の調整をしてます。
※厳密にはペーパーが新しい時は線が入りやすいかな......😓(笑)

使ってるうちに摩耗して擦れずらくなるので
それなんかも番手が上がったと考えればで使ってます。
丁度良かったりします。

破れたり引っかかったりしたら貼り替えてます!

目的に合わせて貼り替えたり色々してます。
経験を積むと上でと考えてます。


印面を見て朱墨が残っていたらもう一度無くなるまで磨ります。
残っている所はへこみがあるので当たらない訳でサンドペーパーが
かかって無いとなります。
消えるまでサンドペーパーをかけて凹凸は解消されます。
私の場合は4面ひとくくりで朱墨が無くなってもひとくくり
最後までします。

斜めになってないか横から見て、朱墨を打って(朱墨を均等につけて)
字を入れます。
ケースによりますが( 笑 )

表面が均等になる為に磨るわけです。
作品作りのコンセプトでこの工程は変わってきますが
今回の目的は写りを考えての起点ですのでひとりの考えとして
行なった工程です。
 


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