篆刻作品作りの過程、印材についてと過去作品の紹介

2020/05/19

篆刻

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『2025/7月 2026/4月 文章を修正しました』


鉄筆(篆刻刀)は刃物です。作業の際は十分注意し、安全に配慮して行ってください。

篆刻作品(いわゆる落款)は、石の印材に文字を彫る(刻す)
ことで制作されるものです。
今回は、今年の出品作品として、昨年よりも一回り大きな印材を
使用して制作しています。

昨年出品した篆刻作品は”車水馬龍”(出典・後漢書、明徳馬皇后記)です。

(2寸/6cm角)意味を余り考えずに取り組んでしまったなと反省してます。
余りそんな状況で作品を出品される方はいないと思ったりもしますが、
自分の場合はそんな感じでした。

反省点を踏まえてする事は悪い事ではないので次は作品の題材の意味を調べ
ひとつずつ積み上げて行けたら、良いかと考えてます。そらそうだろうですが、

今回使用する印材は2.5寸(約75mm角)と、前回より一回り大きいものです。
実際に手にすると分かりますが、サイズが大きくなることで作品に与える
迫力は明らかに変わります。
篆刻において印材の大きさは、表現の一部として重要な要素だと感じています。

印材の種類は青田石(せいでんせき)ほぼこの印材を使ってます。

使用している印材は青田石(せいでんせき)です。
青田石は比較的安定しており、刻しやすさとバランスの良さから

「扱いやすい印材」と感じています。

一方で、これまでに巴林石(ぱりんせき)も使用した経験があります。
巴林石は一般的に刻しやすいとされていますが、実際には個体差があり、
硬く感じるものもありました。

天然素材ゆえ、全ての印材が均一なわけではありません。
そう多くはありませんが、一部分だけ刃が立たないといったことも
多かれ少なかれ経験します。
この場合、鉄筆の調整不足も考えられるため、研ぎ直すことで解決できる
場合もあります。
印材が硬いと感じる時も同様です。
当時の私自身の技術不足もあったかもしれませんが、
やはり道具や素材のせいにばかりしてはいけませんね。

作品に迫力を与える上で、印材のサイズや種類によって作品の印象や制作感覚が
大きく変わります。

・大きい印材 → 迫力が出やすい
・青田石 → 比較的安定して扱いやすいと感じています
・巴林石 → 刻しやすいとされる一方で、個体差も感じます

いずれの印材も天然素材のため一様ではなく、同じ種類でも硬さや刻し心地に

違いが出ることがあります。

今後も印材の違いを意識しながら制作を続けていきたいと思います。


 

車水馬龍 令和元年 (出典・後漢書、明徳馬皇后記)












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