2025、8 所属団体講習会 篆刻課題作品 3

2025/09/16

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2025,8月  所属団体講習会篆刻課題




『 閑情偶寄 』 李漁

篆刻作品「閑情偶寄」を刻して


2025年8月に所属している団体の講習会で、課題として「閑情偶寄」
25ミリ角の青田石に、印泥は美麗を使用しています。

「閑情偶寄」とは、文字通り「閑暇な時に偶々(たまたま)書き記したもの
を意味します。
これは、作者である李漁が、日常生活の中で見出した美や知恵、
そして人生の楽しみ方を記した書物です。
今回の制作にあたり、私はこの言葉に込められた
「今あるものを最大限に活用し、自分の中に取り込み、積み重ね、
そして楽しむ」という精神を感じ取りました。



今回お題を出してくださった先輩に感謝しつつ、私は古璽の文字群から
字形を選び、レイアウトを重視して構成しました。
枠との絶妙なバランスを模索する中で、狙って作れるものではない
偶然の出会い」が生まれることを期待しながら、
一刀一刀を刻み進めました。



朱文の線質を最大限に引き出すべく工夫を凝らし、
限られた時間の中で何度も修正を繰り返しました。
石の持つ偶然の表情や個性を生かそうという
私の思いが込められていればと願っております。
この作品に、偶然のひらめきと、
石の持つ偶然の表情や個性を生かそうという
私の思いが込められていればと願っております。

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