本ページはプロモーションが含まれています。
2026,2月 所属団体講習会篆刻課題
「楽在其中(らくざいちきゅう)」は、孔子の『論語』に由来し、
「どのような境遇にあっても、自分なりの楽しみを見出す」と
いう意味を持つ言葉です。
今回の制作では、テーマと向き合う中で感じたことも含めて
記録しておきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
昨年の講習会課題「閑情偶寄」に続き、今回はこの四文字に取り組みました。
今回は、25mm角の青田石を使用し、印泥は「美麗」を用いています。
制作にあたっては、一度思考を手放し、リズムに身を任せるような
感覚で布字から刻すまでを進めました。
うまく言葉にするのは難しいのですが、音楽に合わせるように
自然と手が動いていくような、そんな感覚でした。
一方で、今回も、古璽の文字をもとに、やや実験的な構成にも挑戦しています。
「もっと思い切ってもよかったのではないか」と感じる部分や
『奥行きを出したいという思いもあり、
試行錯誤の途中段階であるとも言えます。
それでも、こうした迷いや試みを含めて石と向き合う時間そのものが、
この「楽在其中」に通じるものではないかと感じています。


0 件のコメント:
コメントを投稿