2026、2 所属団体講習会 篆刻課題作品 4

2026/03/20

篆刻 篆刻作品

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2026,2月  所属団体講習会篆刻課題

楽在其中(らくざいちきゅう)」出典 孔子(『論語』述而篇より

 昨年8月の講習会課題「閑情偶寄」に続き、今回はこの四文字に
取り組みました。 

25mm角の青田石に、印泥は「美麗」を使用しています。

論語に由来するこの言葉は、「どのような境遇にあっても、
自分なりに楽しみを見出すことができる」という意味を持っています。

今回は、いまのありのままの思考を一度「無」にして、
一気に布字(ふじ)し、刻(こく)しました。

「無にする」などと、また大層な言い方になりましたが、
心地よい音楽が流れているようなリズムを感じながら、
その拍子に合わせて一気に刻し進めていく、そんな感覚でした。 
やはり大層に聞こえるかもしれませんが、ただ、そうせずには
いられなかったのです。


いち作り手として、また印章彫刻一級技能士として日々研鑽を積むなかで、
今回は古璽(こじ)の文字群から字形を選び、レイアウトも実験的な
構成に挑戦しました。
「もっと、思い切ってやればよかった」 後からそう思うことも
ありますが、今回は「まず試してみよう」という一歩 
いまだ、自らの殻を破れずにいるようにも感じます。


しかし、その葛藤や試行錯誤、リズムに乗って石と向き合う時間の
中にこそ、この「楽在其中」の真意があるのかもしれない——
そんなことを思いながら、一刻を終えました。
「完璧な完成形ではなく、こうした試行錯誤の過程もまた、私の大切な
楽しみを見出すことができる」という意味を持っています


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